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ジャージーの故郷を訪ねて@adidasヘッドクォーター
昨日はローテンブルグから1時間、ニュルンベルグ近郊のヘルツォーゲンアウラッハへ行ってきました。
ここはadidasのヘッドクォーター(本社)があります。adidasは今回のワールドカップでドイツ、フランス、スペイン、アルゼンチン、トリニダード・トバゴ、そして我が日本にそれぞれ代表ジャージーを提供しています。
ジャイアント&ビッグジャージーと共に旅をする我々としては、ここを訪問しないわけにはいきません。

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ところが教えられた住所に近づいても、周囲は見渡す限りの平原。果たしてこんなところに世界的企業の本社があるのでしょうか……と心配になりましたが、もちろんありました。

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到着早々、玄関前にジャイアントジャージーを広げました。ユースケが手にしているのは「+チームガイスト・ベルリン」のミニチュア……ではなく、巨大なオブジェ。
そして通りかかった社員の皆さんにメッセージをもらうことにしました。

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ヘッドクォーターには53ヵ国、約1400人の社員が働いています。当然、日本人もいるわけで、この方はデザイナーだそうです。「決勝トーナメントに残れるようあと2戦、応援お願いします!」と思わぬ激励を受けました。

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さらにハーバート・ハイナーCEO(つまり世界中のadidasのトップ)が偶然通りかかり、我々のお願いに気さくに応じてくれました。もっとも近くにいた社員から「あの人はボスだよ、それも一番上のね」と教えられるまで、そんな大物とは露知らず……。
ハイナーCEOからのメッセージは「Continue in believing !」。まさに今の我々がもっとも必要としていることかもしれません。

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その後、社内を見学。受付には「チームガイスト」型のベンチが。

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今回ヘッドクォーターを案内してくれたのはPR担当のクリスティンさん(ベリーキュート!)。
後ろに見えるのは壁一面が黒いスモークガラスで覆われた「アディ・ダスラー・ブランドセンター」。まだ完成したばかりだそうです。

彼女によると、ヘルツォーゲンアウラッハはadidas創業の地。やがて会社の発展とともにヘッドクォーターも近くの都市に移転しました。
ところが手狭になり、再び移転を余儀なくされました。そのときadidasが選んだのは「故郷の町へ帰ること」。そして97年、空き地となっていた米軍基地跡にモダンなヘッドクォーターが完成しました。
その後、一帯はヘッドクォーターのほか、分譲住宅地や各種スポーツ施設、商業施設などが点在するひとつの町になりました。

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「アディ・ダスラー・ブランドセンター」の内部へ。果てしなく続く超横長スクリーンに、さまざまな映像が映し出されています。鑑賞用のスタンドも設けられ、ここで新作の発表会なども行うそうです。

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スクリーンの向こうはadidasの歴史を紹介する資料館に。創業から今日に至るまでの歴史と技術を紹介しています。しかもお宝がいっぱい……。

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まずはデビッド・ベッカム選手が使用した「+プレデターDB」。直筆サイン入りです。今回のワールドカップからカラーリングが変わったのは、皆さんお気付きでしょうか?

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これはジネディーヌ・ジダン選手が使用した「+プレデター アブソリュート」。

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穴が空いたスパイクは、今回のワールドカップで組織委員長を務める“皇帝”フランツ・ベッケンバウアー氏が現役時代に使っていたもの。彼は新しいスパイクを提供しても、古いスパイクをボロボロになるまで愛用していたそうです。

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そしてこれはカイザースラウテルンのスタジアムにもその名が刻まれたフリッツ・ヴァルター氏のスパイク。54年ワールドカップ・スイス大会で優勝時に使用したものです。今ではスパイクの鋲を替えられるのは当たり前ですが、このスパイクが初めてその機能を備えました。
スイス大会でヴァルター氏が主将を務める西ドイツ代表は決勝に進出。当時世界最強といわれたハンガリー代表と対戦しました。圧倒的不利な中、西ドイツが優勝に輝いた要因は雨。ヴァルター氏は試合中、すばやく鋲を交換して悪条件を味方につけたのです。

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そのとき用意された鋲も展示されていました。
このアイデアを思いついた人物こそ、adidasの創業者アディ・ダスラー氏。トップ選手でも既製品を使用するのが当たり前だった時代に、選手ひとりひとりの希望に合わせてスパイクを作ったのです。





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その後、我々は敷地内(といってもヘッドクォーターから車で5分ほど)にある「アディダスファクトリーアウトレットストア」へ。ユースケとユキはもちろん、僕やヒデさんも大量にお買い物……。
なにせ日本にはないものがいっぱい! しかも安い!! なんと来客数は年間100万人に達するそうです。


というわけで“社会科見学”は終了。
夜はホテルの部屋で、ユースケとドイツ代表×ポーランド代表戦をテレビ観戦しました。試合の展開に合わせて、窓の外から歓声や悲鳴が! 後半ロスタイムにドイツ代表が貴重な1点を決めた瞬間は、静かなローテンブルグの町が一転して大歓声に包まれました。
思わずユースケと「これがワールドカップなんだな」と笑ってしまいました。


今日は滞在先のローテンブルグで終日オフ。ユースケとユキは市街を観光しているはず……いや、まだ2人とも寝ているかも。
一方、ヒデさんは休む間もなく、朝から明日の準備に出掛けました。実はボンのミュンスター広場に続き、ここローテンブルグでも市街の中心・マルクト広場でジャイアントジャージーを広げます。中世の街並みにジャパンブルーがどう映るか、ちょっと楽しみなイベントになりそうです。


一次リーグはあと2戦。サッカー日本代表が勝ち抜くためには、みなさんの力がもっともっと必要です。
今すぐWEBから応援メッセージを寄せてください。我々が必ずニュルンベルグ、そしてドルトムントへと届けます!

by tomonitatakau | 2006-06-15 20:09 | ヘルツォーゲンアウラッハ | Trackback | Comments(2)
Commented by ゆきんこ at 2006-06-16 01:52 x
アウトレットストアに行ってみたい
Commented by ぁぃぅぇぉ at 2006-06-16 03:37 x
なんか、今更と思うかもしれませんが、
オーストラリアとの日本の試合、実ゎオーストラリアの選手がゴール前で
ファールをしてたのを審判が見逃したらしぃんですょ。
だから、本当ゎ日本側のPKになってたはずなんです。
しかも、その選手のファールが、イエローカードに匹敵して、
もぅすでにその選手ゎ1枚イエローカードを出していたので、退場してたはずなんです・・・。
しかもしかも、その選手が2点目を入れたんです。。!
だから、もし審判がちゃんと見てれば、1-2になってたはずで、
もしそのPKが入ってたら2-2の引き分けもありえたんです・・
ほんとに今更・・・と思うかもしれませんが、そぅ考えるともっともっと勝ち進んでいけるチャンスがぁったんだなぁ~って・・

ちなみに、今日のイングランド戦の審判、日本人でしたね!!
前回もどこかの試合で日本人の審判活躍してました☆
しかも判断がしっかりしてるし、アナウンスでも何回かほめられてました♪審判にもがんばってほしぃな~
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