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我々は一昨日から今朝まで、ドルトムントの西にあるボーフムという町に泊まっていました。ワールドカップのため、ドルトムントのホテルはどこも満室だったのです。
しかもホテルはボーフムの中心街からさらに離れ、徒歩数分でこんな光景が……。 ホテルのお姉さんから「駅まで徒歩5分です」といわれたときは、通訳のヒデさんが「嘘でしょう?」と何度も問いつめていました。周囲のどこを見ても、電車どころか車もそんなに走ってねえ! といったロケーションです。 するとお姉さんは「……じゃあ10分」と自信なさげに訂正しました。ヒデさんは「本当に徒歩?」としつこく確認していました。でも本当のようです。 昨日のオフ、僕は昼前にのんびり起床。すでにユースケとユキは外出していました。ヒデさんもドルトムントへ明日・明後日の下見に行っているはず。僕はお姉さんにいわれた森の中を、ひとりで歩いてみました。 すると5分で超近代的な大学のキャンパスに到着。さらに5分でショッピングモールや高層マンションが立ち並ぶ地下鉄(といっても地上を走っていましたが)の駅前に着いたじゃないですか! お姉さん疑ってごめんよ……。 せっかくなので地下鉄に乗ってボーフムへ行ってみることにしました(後で聞いたらユースケとユキも僕よりひと足先に“挑戦”。ボーフムへ行ったそうです)。 ちなみにこの日はベルリンでエクアドル代表×ドイツ代表戦。両チームとも決勝トーナメント進出を決めていますが、1位通過のために負けるわけにはいきません。 ボーフムの中心街には飲食店が並ぶアーケードがありましたが……。 僕も観戦したいのはやまやまですが、ひとりで輪に入る勇気もテンションもありません。あてもなく2時間近く歩いていたら、とんでもなく郊外まで来てしまいました。 無事ボーフム駅にたどり着くと、辺り一帯はお祭り騒ぎ! 誰かに言われるまでもなく、ドイツが勝ったことは明白です。 懐かしの(?)ハコ乗りです。心なしか表情に恐怖感が漂っています。 さすがにこの後、白バイに注意されていました……。 バイクに乗った女の子2人組もこの通り。ヘルメットまでやっちゃってます。 2002年も東京や大阪など大都市はお祭り騒ぎが起きましたが、今回のドイツは小さな町でもこの状態。ベルリンやミュンヘンは一体どんなことになっているんでしょうか……。 と同時に、日本の今の様子も知りたくなりました。インターネットで情報を見ることはできますが、市民の生の声は友人たちから送られてくるメールが頼りという状態です。それらによると、どうやらまだ日本列島もまだ諦めムードではない様子。我々も明日の試合に全力を注ぐつもりです! 今日はこれから決戦の地・ドルトムントへ。市街でジャイアントジャージーを広げます。これがドイツで最後のお披露目にならないことを祈りつつ……。 いよいよ明日、我がサッカー日本代表が正念場を迎えます! 優勝候補・ブラジル代表を倒し、夢の決勝トーナメントへ進むのに必要なのは選手の力、そしてそれを支える皆さんの応援メッセージです。今すぐWEBから応援メッセージを投稿してください。そして皆さんの声で“ドルトムントの奇跡”を呼び寄せましょう!!
by tomonitatakau
| 2006-06-21 17:45
| ボーフム
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Tracked
from ルール地方からの便り
at 2006-06-21 18:52
タイトル : やったね、クローゼ!
エクアドル対ドイツ、観ていて清々しいものがありましたね。 そもそも、“サッカーも時にはエレガントであり得る”ことを教えてくれたのが、4年前のクローゼでした。W杯、札幌での対サウジアラビア戦で彼のヘディングシュートを見たときの衝撃。的確なクロスに向かって舞うように飛び上がり、上方からゴール下方へシュパーンと叩き入れるようにヘディングして鳥のように着地するその姿は、単なる技術の枠を越え美しくさえありました。ポーランドでサッカーのプロだった父親だけでなく、ハンドボールの代表選手だった母親からの知識...... more
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